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新司法試験再現答案(2011年)会社法

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先日、ロースクール対抗野球大会があった。

1日4試合の血湧き肉躍る闘い。
決勝は早慶戦。

5-4の最高に良い試合。
準優勝。
ピクチャ 1


そして、ビアガーデン。

最高に楽しかった。
そう、ロースクール生活は最高に楽しかった。


その結果がこれだ(涙)
会社法は難問で、出来ていない人も多かっただろう。

だとしても…
ひどすぎる。

そんな再現答案をご覧あれw


第1、①自己株式取得の効力について
 本件自己株式取得は、特定の株主からの取得(会社法(以下省略)160条1項)であって、
株主総会の特別決議が必要(155条3号、156条1項、309条2項2号・160条1項)である。
1、本件株主総会においては、株主に自己をも売主に追加する旨の請求が出来る旨の通知(160条
2項、同3項)を欠いている。
 本件では、甲社はBとの相対取引によって自己株式を取得しているから、市場取引による例外(161条)には該当しない。また、BはAの相続人である(162条本文)が、甲社は公開会社であるからこの例外にもあたらない(同但書・1号)。
 そのため、かかる通知を欠いた点において、招集手続の法令(160条2,3項)違反(831条1項1号)がある。かかる取消事由に基づき、総会決議取消訴訟が提起され、取消判決がなされれば、その形成力によって、株主総会決議は効力を失うから、自己株式取得も無効となる。
2、また、Bは、自己株式の売主であるから、株主としての地位を離れた「特別の利害関係」
(831条1項3号)を有する者である。そして、1号議案においてはかろうじて3分の2を超える
程度の議決数であって、Bが賛成しなければ、否決されていたと評価できる。
 よって、特別利害関係人の議決権行使によって、「著しく不当な決議」がなされたといえ
る。したがって、この点においても取消事由がある。
3、さらに、株主総会においては議長に裁量が認められる(315条)。そのため、議決の数え方に
ついても議長に裁量が認められ、例えば、拍手によって裁決を採ることも許されると解する。しかし、この裁量は、無制限ではなく、逸脱濫用があれば裁量権の行使は違法となる。
 本件では、賛成の議決数は3分の2をかろうじて上回るか否か、その数が明らかではない。賛否が不明確である場合においては、議長は、その数を性格に数える必要があると解する。なぜなら、法があえて自己株式取得について株主総会の特別決議を要求し、その判断を慎重ならしめた趣旨を十全かする必要があるからである。
 したがって、賛否が不明確であるにもかかわらず、正確に議決の数を数えずに、可決宣言をなした議長の行為は、その裁量権を逸脱するものであって、「決議方法が…著しく不公正」(831条1項1号)といえ取消事由となる。
4、以上より、本件自己株式取得は、株主総会の特別決議を欠き、無効である。
(160条4項落として特別利害関係人(積極ミス)。分配可能額違反の効力おとした(メイン落とし、ザコ)。)

第2、①甲とBの法律関係
 以下のように、Bは、甲社に対して25億円の返還義務(462条1項柱書)を負う。
 まず、「分配可能額」(461条2項)を算定する必要がある。本件では、当初の貸借対照表には粉飾がある。しかし、同条項の趣旨は、会社財産が唯一のひきあてとなる会社債権者を保護する点にあるから、粉飾の事実を考慮せずに、算定すべきである。よって、資料3に基づいて算定する。本件では、剰余金(同項1号)は合計25億円であって、乙社に対して行った自己株式の処分額(同4号)が16億円であるから、分配可能額は9億円である。
 本件では、25億円が自己株式取得の対価としてBに交付されており、これは分配可能額を超えるものである。よって、Bは25億円を甲社に返還する義務を負う。

第3、②自己株式処分の効力について
1、甲社は公開会社であるが、自己株式の処分が「特に有利」(201条1項・199条3項)な場合
 には、株主総会の特別決議が必要である。そして第5で述べるように「特に有利」ではない。
2、本件では、2号議案において、甲社の代表取締役であるCは、Dの質問に対して説明を拒絶して
いる。取締役には、原則として説明義務がある(314条本文)が、例外も認められている(同但書、施行規則71条)
 本件では、甲社はその経営に陰りが見えており、乙社との資本提携が必要な状況下にあるところ、自己株式の処分の相手方は乙社であって、その価格については、乙社との交渉によって決せられている。とすれば、その価格の根拠を示すためには乙社との交渉の内容を説明しなければならず、説明することにより、乙社という「その他の者」(規則71条2号)を害することになるし、甲社の企業秘密の漏洩につながる。
 よって、説明の許否は例外事由にあたり、正当である。
3、もっとも、1号議案と同様に、議決権の数を正確に数えなかったという瑕疵があって、取消事 
 由となる。
4、そこで、株主総会が取消された場合の自己株式処分の効力が問題となる。
  甲社は公開会社であり、しかも上場会社である。上場会社においては、多数の資本家が投資
 をしており、甲社の自己株式の処分が無効であるとすると、多数の者に対して大きな影響が生
 じる。そのため、高度に取引の安全を図る必要性がある。
  よって、総会決議を欠いたとしても、自己株式の処分は有効となる。

第4、自己株式取得におけるCの責任
1、まず、本件自己株式取得は、分配可能額に違反するものであるから、Cは426条1項柱書に基
 づき、甲社に対して、25億円をBと連帯して賠償する責任を負う。(過失忘れ、ざこ)
2、次に、自己株式取得の対価として、Bに対して市場価格を25%も上回る額を交付している。こ
の点について、善管注意義務(330条・民法355条)違反があるとして、任務懈怠責任(423条1項)を負わないか。
 まず、取締役には経営判断が萎縮しないように、その判断について裁量が与えられていると解する。そのため、かかる判断が善管注意義務違反となるのは、当該業界の通常の経営者を基準として、その判断が著しく不合理である場合に限られる。
 本件では、確かに、市場価格よりも25%も高い価格を交付している。しかし、甲社は、時代の移り変わりに影響を受けやすい携帯電話販売会社であって、スマートフォン市場の拡大に遅れており、その経営には陰りが見えており、乙社との資本関係の強化が必要な状況にあった。そして、乙社は、創業家の影響力の排除を資本提携の条件としており、乙社との提携にはBを排除することが不可欠であった。
 かかる事情の下では、たとえ市場価格よりも25%高い価格の交付を伴ったとしても、乙との提携のためにBを排除するという判断は、著しく不合理とはいえない。
 したがって、Cに善管注意義務違反はなく、任務懈怠責任を負わない。

第5、自己株式処分におけるCの責任
 自己株式処分の対価が「特に有利」である場合には、株主総会の特別決議が必要であるところ、決議に瑕疵がある本件では、「特に有利」といえれば、Cは法令違反の任務懈怠責任を負うことになる。
 では、「特に有利」といえるか。
 会社の資金調達の必要性からすれば市場価格よりも割引をする必要があるが、他方で、他の株主の所有する株式の株価の低下に対して配慮する必要がある。そこで、「特に有利」とは公正価格よりも低い価格、すなわち、資金調達目的が達せられる限度で最も高い価格をいうと解する。この判断にあたっては、市場価格や業界の内部規律、他の経営上の状況なども加味して判断すべきである。
 本件では、業界の目安となっている10%を超える市場価格の20%の減額をなして処分している。しかし、前述のように、乙社との業務提携の必要性が高い状況下にあった甲社の経営状況に照らせば、20%の減額も「特に有利」とはいえない。
 よって、法令違反はない。

以上。

3051字/5枚半くらい


◆試験後の感想
また、問題多いよ~
しかも、B/Sとか読めねぇしw
自己株式も条文いまいち分かってないし…
これは現場での条文引きにかけるしかない!
答案構成50分経過時に、資料が全く使えていないことに気づく。
にらめっこ。分配可能額があたまによぎるが計算ダルい。
が、これは書くべきだと判断して、雰囲気で書いてみることにするw

行政、民法、商法と多大な量で、複雑…
ストイック論文模試をやってよかったわ~
来年もやるなら、今度は1時間40分縛りとかにして「ストイック論文答練(改)」をやろうっと♫

続々とミスを発見w
オワタ
オタワは、カナダの首都。

でも、慶應で上位の友人も出来ていないとのこと。
③423しか書かなかったとか言ってた。

オレの希望的観測では、周囲の出来は、09の刑法のレベル。
だから、たとえオレの答案が残念でも、2000~3000番くらいにはいる!
そう願っているw
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プロフィール

devilsadvocate(弁護士 若林 翔)

Author:devilsadvocate(弁護士 若林 翔)
・平成23年新司法試験不合格(2300位)
・平成24年司法試験でリベンジできていることを願っていた
・同年司法試験合格
・66期司法修習生
・弁護士(東京都新宿区)
・選択科目は国際私法
・慶應LS(既習)卒業(2011年)

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お酒と共に楽しい一年間を過ごした結果、勉強がおろそかに…。
そこで、今年一年間は勉強すると決意。
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