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2011(平成23)年新司法試験・岡崎メモ

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ど~も、2chで
「アイツは合否ギリギリだ」との評価をいただきました
devilsadvocateですw


2chってデキルやつが多いの??
それとも後知恵で語っているからそう見えるだけ??
実際に書き込みしているのって何人くらい??

最近、2chにハマってますw
今度、書き込み童貞卒業しようかな…
「本人乙」とか言われてみたいしw


さて、昨日、ようやく伊藤塾の岡崎講師の無料公開講座を聞いた。
論文の解説は2時間分なので、わりとあっさりとしていたが、やはり非常に参考になった。

「憲法22条一本はヤバい」
と改めて言われて、凹む。
凹むって漢字…なんかやらしいw

せっかく、慶應lawの謝恩会に行ったら、優秀なヤツでも、意外と22条一本のやつも多く(5,6人確認した)、一安心してたのに…


今日は、岡崎講師のお話のメモを公開する。
無料公開講座だし、俺がとったメモだから著作権とか大丈夫だよね??
詳しい人、教えて下さい。
ダメそうなら、すぐ削除します。



【憲法】
・良問
・09が最難問。2010は、09に比して超簡単。
・08、09での失敗パターンは、論点5,6個書いて全部薄いパターン。
・今年は表現の自由とプライバシーの対立だけで良い問題。
・Xの「訴訟代理人」として…。「弁護人」と書いてはダメ!印象悪い。
・形式的には、訴訟を書かせることが特徴的。個別法の理解と関連している。
・再現答案は、伊藤塾の書式(1行35文字)で8枚オーバー。4枚で十分。8枚はすごい。化粧しているかも
・取消訴訟は9割以上、+国倍が3割、補償請求が1人だけ。
・06と異なりクライアントの希望が書いていない→依頼内容を善意解釈する必要があったのでは?X社はマスキングやカメラの高さの義務については遵守している。他方で、中止命令を受けている。7条によって、義務づけられたマスキングやカメラについて法令違憲の国倍(7条は皆が書いていないから大丈夫だよん♫)、8条の中止命令の取消訴訟を提起すべきだったのでは?
・中止命令の根拠規定たる8条は、7条と全くリンクしていない。おかしな規定である。
・明確性を書いている人が6割いる。8条2項「必要があると認められるとき」を書くべき。7条の明確性や、定義規定の明確性について書いている人がいる。7条や定義規定の明確性は中止命令とは関連性がない。訴訟との関連性を考えるべき。根拠法令の個別法解釈能力が問われているのではないか?だからこそ、訴訟を挙げろと言ったのではないか。ただ、引っかかった人はたくさんいる。
・明確性では、読み取れる内容を具体的に書くべき。
・8条の法令違憲を挙げた人がほぼ全員。7条はそのまま挙げてはダメ。挙げるのならば、8条との関連性を書くべき。
・営業の自由に言及している人が4割。営業の自由だけの問題とした人は2割、これはまずい。
・法令違憲は、ほとんどの答案が合憲。違憲もあり。
・適用違憲も書いた人は半分。この問題では書いた方がよい。「必要があると~」といえるのかの解釈。7条の義務を充たしたのに中止命令ができるのか。

→うわ~俺22条一本だし。
しかも、法令違憲は、6条と7条攻めてるし…
国倍も挙げているから、6条と7条の法令違憲は国倍で使いますって善意解釈してくれないかな~www

中止命令については、未だに適用違憲の方がイケテルと思うんだよね。
まぁ、適用違憲については、途中答案でほぼ、被告と自説書いていない俺は終わっているが…
うっかり、50点くらい取れているキセキが起こらんかね。
試験委員の先生、俺の答案だけうっかり採点してみてくれw


【行政法】
・昨年と比べてオーソドックス。設問3は15点配点だが、立法という点で特殊(新傾向)

◆設問1
・訴訟要件という聞き方をすると、聞きたくないところまでをも書いている人が多いため、今回は原告適格に絞って論じることを明らかにしたのではないか。
・ポイントはX1とX2。2人だして、1人○で他方が×、その違いを聞くのがスタンダード。本件では、距離制限(12条1号)がこの差となる。
・本件では、さらに、通達の扱いがポイントとなる。規則は「根拠法令」。では、通達は?ここが大事なところ。
・法科大学院という特殊性、自分の経験則を使ったあてはめは評価されるのではないか。
・X2は範囲外とするのが普通。住民の同意を要する通達との関連を書くべき。

◆設問2(1)
・要求措置、取消措置。「措置」としているのは処分性を曖昧にするため。
・取消措置の差止めは皆書いている。
・要求措置に従う地位のないことの確認(当事者訴訟)の人と、要求措置の取消訴訟の人がいた。取消措置に~の確認は良くない。

◆設問2(2)
・施行規則の許可基準に定めがなく、通達にのみ定めのある同意を考慮して良いか。
・特許であることの指摘は不可欠。1~2割しか指摘していない。
・通達との関係をあまり触れていない人が多い。
・多くのパターン。広い裁量があるから同意もOK。しかし、裁量の範囲は法律の範囲内ではないか、というのが出題趣旨ではないか?さらに、これと原告適格がリンクしているのではないか。でも、ここまで考えて書いている人はほとんどいない。

◆設問3
普段から、個別法を意識して読んでいる人は、思いつきで挙げられるのでは?
よって、個別法の勉強をしろよとのメッセージでは?
後段は、あっさり94条を書けばOK。

→まぁまぁだな。
原告適格のあてはめが、きれいではないこと。
実体のところで、特許の取消に法律の根拠が必要としている積極ミス。
この2つ以外は、まぁそれなりに書けているだろう。

特許とかに気づいていない人もいるし、設問3ほとんど書いていない人もいるし…
45点くらいかね。


民事系
→全般難しかった。大大問に比べたら時間配分は楽だろう。しかし、民法や商法の設問3のデキはひどい。

【民法】
◆設問1(1)
・06に似ているが、06よりは簡単。
・傾向としては、基本知識を基に現場で考える問題として定着してきている。
・不当利得はめちゃくちゃ難しいし、拾うべきことはたくさんある。そのピックアップ能力が問われている。「損失」として下請けへ支払っていないことをどう考慮するか。賃料200万円の値引きを6ヶ月とみるのか否か。
・再現答案の人は、短く上手くまとめた答案。どこまで割り切って(諦めて)書くべきかが大事だった。

◆設問1(2)
・債権者代位又は詐害行為で書いている。
・債権者代位ならば、何を代位するのか明示。詐害行為ならば取消対象の法律行為を明示。債権放棄を債務免除とみるのか(単独行為)、合意(契約)とみるのかを明示すべき。
・金額をしっかり書いているのがすばらしい。

◆設問2
・大事な問題をピックアップするのがポイント。
・本件は賃料債権の売買契約があったことを明示すべき。

◆設問3
・これは問題文の事情とほとんど関係ない。
・(1)は、709と719。ほとんどの人が出来ていた。
・(2)は、判例を前提として書けばよい。過失相殺(722条)としたらダメ。再現答案の半分以上がそうしていた。722条類推が正確。

→民法は、以外と出来てそうな気がした。
大枠は外していないし、722条は類推適用にしたし。
55点くらいか。


【商法】
・09が異様な問題だった。出題趣旨の規則が全然引けていなかった。
・今年の商法も難しいが、論点は極めて基本的な論点。
・結論を導くために必要な論点を取捨選択して書くことが大事。気がついた論点を捨てることも必要だった。基本的な論点ではあるも、その取捨選択、論理一貫性が求められていてる。
・資料を使う。資料を使えないのはあり得ない。
・①前段は、160条の2・3、4項、総会決議取消(出訴期間は微妙)、財源規制。
・再現答案は、財源規制は書いていない(よろしくない)が、スジがすっきりしており評価が高いと思われる。出訴期間の話を書かずに、法令違反の瑕疵と自己株式の効力の問題を論じている。
・②は「特に有利」かが問題。
・③も配点は30点あると考えられる(4:3:3では?)。しかし、③が薄い答案が非常に多かった。

→やっぱり、財源規制落としは結構いるんだね。
とすると…俺のカス答案でも2000位くらいなんぢゃねぇか??
45点と予想。
ただ、論理矛盾が大減点される可能性が高く、その場合には…また来年w

2chで、160条2項3項違反を株主総会決議取消事由にするのはダメって議論があったけど、あれってなんでなん?
招集手続の法令違反ぢゃないのか?
分かる人がいたら、教えてくれ~
(気が向いたら自分で調べますが、今は勉強したくないので勘弁して下さいませw)


【民訴】
 プレがつまらない問題(補助参加の要件あてはめ)だった。民訴の問題はつまらない問題か難しい問題かのどちらかになっている。09以降は良問(かつ難問)。傾向は定着してきている。教科書に書いていない現場思考型の問題が出ている。
 対策は、それぞれの制度の趣旨目的を正確に理解すること。

◆設問1
・本件被告の権利自白の撤回の問題。しかし、この問題は1行問題に近い。使える事実が少ないから。とすれば、設問(課題)から読むべき。
・訴訟物は認諾放棄ができる、事実は自白ができる。これに対して、権利自白は事実に対する法的評価だから撤回制限効は及ばないのが原則と指摘できるか否かがポイントとなる。
・分からない問題は、趣旨→規範でっち上げ→あてはめ。
・反真実錯誤は書かなくても良かったのではないか。書くのならば、反真実錯誤という問題は権利自白においては問題とならないというベクトルで書くべき(書いている人はいなかった)。

◆設問2
これは学者が作った問題。
・実務では、補助参加以外に参加がなされることは基本的にありえない。が、学者の感心がある分野は出題される。
・代位債権者の行使する権利が、自己の権利といえるかが独立当事者参加のポイント。

◆設問3
設問1,2とは事案が断絶しているw
これも良問。

→民訴は、設問3以外は良く出来ている。
ちょ~しに乗って、ミスった設問3が悔やまれる。
まぁ、これも実力のうちだね。
むしろ、「ちょーしに乗ったが故のミス」が今回は1個しかなくて良かったと思うくらいだw

設問3は、本案と中間確認と分離していない人の数次第だな。
この数が多ければ、まとめてしまった人の採点基準も作るはず…
そしたら、設問3も、最低限の点数がつく。

設問3が、0点なのか、最低限の点がつくのかで…
50~65


【刑法】
事実認定の問題。間接事実の評価。本件では、特に、共謀、正当防衛の要件、殺意。09.10と事実認定型では無かった。ロースクール教育の結果を見たかったのではないか。予備試験のサンプルと同様。今後は事実認定の勉強をしなければならない。

◆甲の罪責
・傷害はあっさり、正当防衛もあっさり否定。
・殺意認定は重要。
・この行為の正当防衛「やむを得ず」の認定が重要。
◆乙と丙の罪責
・共謀共同正犯の共謀の認定もポイント。多くの人が肯定している。しかし、否定の結論もありうるから、丁寧に認定すべき。
・防衛の意思が問題となる。

→ところどころ、間違っているし、バランスの悪いところはある。
しかし、偉い裁判官に、「お前の事実認定センスは抜群に優れている、裁判官になってくれ」と頼まれた程の俺の事実認定センスが評価されているハズだw
そこで、55~65と予想。


【刑訴】
 問題文への批判。中途半端なリアリティー(関西弁)はやめて欲しい。Pの瞬間異同は誤植だろう。これに悩んだ人が何人もいるし、現認した本人でなくても現行犯逮捕できるかと書いた人がいる。2~3行で書くのが正解。
 特徴としては、捜査で始めて身体拘束が出たこと。連続伝聞。これは伝聞のデキが悪いから。そして、今年もデキが悪いから、来年も伝聞が出る可能性が高い。

◆捜査
・別件基準説でも本件基準説でも良い。すっきりロジカルに書けばOK。
・逮捕②では、勾留要件該当性を書くべき。500円の万引きだから。
・逮捕③④では、おそらく、途中で差し押さえた証拠が疎明資料となっており、ケータイ電話は二重に差押をしているが、パソコンはしていない。そこで、パソコンの差押の違法の承継を書くのではないか…。

◆伝聞
・伝聞過程のフレームをしっかり特定した上で、時間の許す限り具体的に書くべき。
・特信情況を肯定した人が多かったが否定すべき。普通の人は彼女に殺人の話なんかしない。「誰もPCを触っていない」という事情は特信情況に使ってはいけない。

→捜査①②は良く出来ていると思う。
捜査③④は出来ていないが、皆出来ていないはず。
むしろ、捜査③④を書くために、むりやり不自然なあてはめをした人よりは点数が良い。
伝聞1は、メールに添付する過程を飛ばしているものの、平均点くらい。
伝聞2が0点。だが、時間不足でへろへろの人が多いだろう。

結果的には、2000~2500番くらい、40~45点くらいではないか。


憲法以外は、なんとかなりそうだな…
会社法がちとやばいか…

憲法:25~40
行政:40~50
民法:50~55
商法:35~45
民訴:50~65
刑法:55~65
刑訴:40~45
選択:55~60
くらいかしら…

結局1000~2500位くらいかね。
あとは、運任せだな♫
俺、結構、運の強さには自信あるぜ!
根拠のない自信がね!
来年もやるなら、択一300点とって受かろうっと♫
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Author:devilsadvocate(弁護士 若林 翔)
・平成23年新司法試験不合格(2300位)
・平成24年司法試験でリベンジできていることを願っていた
・同年司法試験合格
・66期司法修習生
・弁護士(東京都新宿区)
・選択科目は国際私法
・慶應LS(既習)卒業(2011年)

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